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2024年はお肉を贈ろう♪もらって嬉しいお菓子以外のお年賀とは?
こんにちは、さがえ精肉販売スタッフの大槻です。
みなさんは「お年賀」贈られていますか?
年末年始は「お歳暮」「お年賀」「寒中見舞い」と3つの贈答品があるので、「お歳暮だけやっている…」という方も多いと思います。
新年のごあいさつの際にお世話になった方へ贈る「お年賀」は、昨年の感謝とこれからのお付き合いの願いを込めて贈るもの。
新年は心機一転、気持ちよく迎えたいですよね。心のこもった「お年賀」を贈ることで1年の幸先のよいスタートが切れるのではないでしょうか。
お歳暮に続くとお財布のほうも気になるところですが、お年賀は身内に贈る場合だと予算は3000円〜が目安。
品物はお菓子が定番中の定番ではありますが、「少しマンネリ化してきたな…」という方に今回はお菓子以外のオススメお年賀をたっぷり紹介します!
また当店ではお年賀特集を開催しております。ご興味がある方は、以下のバナーからご覧楽ださい!
この記事ではお菓子以外のオススメお年賀、お年賀のキホンとマナーをしっかり解説してまいります!
ではさっそくまいりましょう!
↓長い記事なので気になるところから読み進めていただいてもOKです(目次をタップ!)↓
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>> お歳暮にオススメなお肉や基本マナーはこちらの記事をチェック
この記事の監修者はこちら
シーズンイベント、ライフイベントなど贈答マナーを熟知したギフトのスペシャリスト。
ギフトアドバイザー資格保有者。
「贈答はマナーやルールがつきもの。しかし、1番大切なことは“相手が喜ぶかどうか”です。いっしょにステキなギフトをみつけましょう」
お菓子以外で喜ばれるお年賀ギフト21選
お菓子以外のお年賀といえば、やはりグルメの贈りものが「ありがたい」です。
その理由はこちら。
✅忙しい年始で料理の手間を省いてくれる
✅来客が多い年始でお客さんにサッと出せる
✅お店が閉まりがちな年始でもプロの味を楽しめる
年始はとにかく忙しい&たくさんの来客が…!
それにお店の年始休業で外食も限られてくると、おせち続きで食事に飽きがくることも。
そんなときに料理の手間を省き、サッと出せて、おいしいものがあったらとっても助かりますよね。
また食べ物以外で選ぶ場合は、好みに左右されづらく日常的に使えるものがよいでしょう。
グルメを中心にオススメのお年賀を21個セレクトしてみました♪ぜひ参考にしてみてください!
サッと注ぐだけで贅沢な一品に【お茶漬け】
昔から馴染みのある懐かしい味で、どこかほっこりさせてくれるお茶漬け。
梅、海苔、おかか、ワサビ…いろんな種類を楽しめ、アレンジの幅も無限大。写真のように明太子や切り身を乗せて食べるとさらに贅沢なひと皿になります。
お茶漬けの素は長期保存できるものもありがたいですよね。
みんなでつまめるお祝い寿司【柿の葉寿司】
大きな柿の葉で切り身と酢飯を包んだ「柿の葉寿司」。近畿・北陸地方の郷土料理で、いまや全国で人気となっています。
柿の葉は殺菌作用や保存性に優れていて、持ち運びにぴったり。
一個一個が包まれているので取り分けもしやすく、お皿や箸いらず。一口大のサイズで食卓に並べると華やかな雰囲気になりますよ♪
正月の席に映える上品なひと皿【粕漬け】
古くから日本の伝統食である粕漬け。野菜やお魚などたくさんの粕漬けがありますね。
酒粕に漬けることで旨み成分がギュッと増して、コク深い味わいが生まれます。魚の粕漬けは身がプリッとして見た目も上品で、正月の食卓に並んでも引けを取りません。
栄養も満点でうれしいこと尽くしの一品です。
懐かしい甘めの味付けでご飯も進む【ちりめん山椒】
甘辛く煮た味付けにピリリと山椒が薫るちりめん山椒。京都のお土産の定番ですね。
ほっかほかの温かいご飯にかけて何杯でも食べられそうな、飽きのこない味わいが魅力。
もちろんご飯以外でもお酒のアテとしてもぴったり。正月のお酒の席にあると便利ですよ◎
おつまみ感覚でお酒も進む【しぐれ煮】
貝のむき身や牛肉を、千切りの生姜とコトコト甘辛く煮付けたしぐれ煮。
こちらもお酒のアテにぴったりで、ちびちびと進んでいってしまいそうですね!
お子さまにも◎ご飯に野菜になんでも合う【そぼろ煮】
そぼろ煮もご飯のおともには欠かせない一品。
ちりめん山椒の山椒やしぐれ煮の生姜が入っていないので、お子さまにもやさしい味わいです。ご飯はもちろん、温野菜や豆腐にかけるのもオススメですよ♪
日持ちもする万能な常備菜【梅干し】
最近の梅干しギフトは、まるで宝石のようにひと粒ひと粒が丁寧に包装されていますよね。
なかには1粒数百円するものがあったりと、その幅広さにいつも驚いています。
身が肉厚で、やわらかく、酸っぱさの中にも甘さが押し寄せてくる…保存もバッチリで家には必ず常備しておきたい一品ですね。
普段の食卓でもおもてなしでも出したい【漬物】
食卓に一つでも二つでもあるとうれしいのが漬物。
バリエーションも豊富で、食事にアクセントをつけてくれます。冬の時期は、千枚漬やすぐき漬のシーズン。漬物で季節を感じていただくこともできますよ♪
保存も効くのでグルメの手土産として文句なしですね。
簡単だけどおしゃれな一品に様変わり【ディップソース】
生野菜でディップするだけでなんだかおしゃれな一品!
最近ではかわいらしい瓶などに詰められたディップソースが手土産としても人気です。
自分で作るとなんだか大変そうな気もしますが、瓶詰めなら楽ちんですし、本格的な味わいが楽しめますね。
ワインに合わせたい洋風手みやげとして【チーズ】
ワイン好きのご家庭へはワインに合うおつまみを贈りたいですね。
ワインに合うおつまみといえば、やはりチーズでしょう♪お正月ともなればたくさんの来客が訪れ、毎晩宴が続くなんて方もいらっしゃいますよね。
見た目もおしゃれで華やかな雰囲気も出せてオススメです。
お子さまも大好きな贈りものの定番【ハム】
お歳暮やお中元の贈りものとしてもよく好まれるハム。
サラダでも、トーストでも、おつまみでも、何にでも使える万能な一品です。
お子さまが多いご家庭には喜ばれること間違いなしですね。
簡単なのに見た目も味も本格派【スープ】
かわいいデザインで描かれたスープギフトが人気上昇中!
本格的な味わいで、なかなか自分では作らないような外国のスープも楽しめるのがおもしろいですよね。
それなのに作り方は簡単。お湯を注ぐだけのものや、器に移してレンジでチンするだけなので、見た目に反して楽ちん。
食卓にもう一品欲しい時にも活躍してくれます♪
ハレの日にいただきたい本格和食【お吸い物】
有名和食店やお麩専門店では、お湯を注ぐだけでOKなお吸い物のギフトを販売しています。
丸や四角のお麩のなかに具材が入っていて、お湯を注ぐとお麩が開いて立派なお吸い物の出来上がりです。
正月やお祝い事のハレの日にはぜひ用意したい本格和食のひとつですね。
お正月の宴には欠かせない大人なギフト【お酒】
やはりお酒好きな方にはお酒が好まれますね。
お酒はお正月の宴にはなくてはならないもの。
日本酒、ワイン、ビール…めでたい新年のお祝いにみなさんでぜひ乾杯しましょう!
お酒が飲めない方やお子さまに【ジュース】
お酒が飲めない方やお子さまにはジュースのギフトもオススメです。
100%にこだわったジュースでビタミンも補給して、正月でなまった体もシャキッとリフレッシュできますよ♪
品を感じられる上質な飲み物ギフト【お茶】
シニアの方やお茶好きの方にはお茶のギフトがオススメです。
お茶は日持ちもしますし、ギフトとしては重さもないので手軽に持ち運びもできてありがたいですよね。
日常的に飲むものなのでもらってうれしいお年賀のひとつです。
寒い時期に身体を温め美容にも効果【甘酒】
初詣で神社の境内を歩いていると、温かい甘酒を配っているところもありますよね。
甘酒はお子さまでも飲める身体温まる飲み物。「飲む点滴」ともいわれ、その美容効果にも注目が集まっています。
飲み物ギフトでいつもと違うものを贈りたい方にはオススメですよ♪
とろける味わいが至極のおいしさ【黒毛和牛】
きめ細かいサシが入って、口の中であふれんばかりの肉汁が弾け出す!ナイフもいらないほどやわらかい赤身は、普段はなかなか味わえない感動ものです♪
詳しくはこの次の章でもご紹介しますね♪
縁起がよくて新年にぴったり【干支もの】
その年の干支にちなんだ贈りものは、お年賀のギフトとして最適です◎
縁起がいいのはもちろん、新しい年のはじまりを感じさせてくれますね。
お相手の趣味嗜好にもよりますが、箸や食器、インテリア小物などを贈ってみてはいかがでしょうか。
ビジネスのお年賀にも喜ばれる【タオル】
キッチンタオルやハンドタオル、バスタオルなど、毎日使うものは消耗も激しいですよね。
タオルはいくらあってもうれしいもの。ビジネスで新年のご挨拶のときも、タオルを贈るのが定番です。
ビジネスで贈る場合はのしをつけて、見栄えもよく贈りましょう。
もらってうれしい日常の必須品【ソープ&洗剤】
お菓子以外、食べ物以外でギフトを贈るとなると、無難なのはボディソープやハンドソープなどの石鹸類、または衣類用や食器用などの洗剤ですね。
こちらも消耗品なのでいくらあってもうれしいものです。
香りのよいものや、原料にこだわっているものなどをチョイスしてみてはいかがでしょうか。
【予算&相手別】オススメお肉ギフト
さてここからは予算&贈る相手別でオススメのお肉ギフトを紹介してまいります!
日本が誇る黒毛和牛なら喜んでいただけること間違いなしです!
とくにお正月で家族や親戚がたくさん集まる機会なので、黒毛和牛を贈れば「ワァーッ!」と歓声が上がって明るい年明けになりそうですよね。
さがえ精肉では日本三大牛の一つにも数えられる米沢牛と、きめ細かい霜降りが美しい山形牛を取り揃えております。
目利き約30年の職人が厳選したお肉ですので味には絶対の自信がありますし、ギフトサービスにも力を入れておりますので、気持ちのこもったお年賀を贈るにはぜひオススメです!
値段や部位、オススメの料理別に紹介してまいりますが、はじめにざっくりと米沢牛と山形牛の違いをまとめてみました↓
- 日本三大和牛の一角
- 山形牛よりもさらに厳しい品質審査をクリア
- 米沢平野のミネラル豊富な水で育った稲を肥料にするから口どけの良い脂になる
- 寒暖差のある山形盆地で育てるから霜降りがきめ細かい
- オレイン酸の量が多く脂が甘い
- 米沢牛と肩を並べる旨さなのにリーズナブル(米沢牛より300gあたり1,000円ほどお得)
とにかくどちらもおいしいです!!(笑)
どちらもきめ細かい霜降りが特徴で、脂の甘みが口中であふれ出してとろけるような柔らかさは感動的…♪
黒毛和牛と聞くとちょっとお高いイメージもあるかもしれませんが、予算別に手ごろな商品もご用意しています。
また山形牛は米沢牛の質に劣らずとも幾分お安くお買い求めいただけて狙い目ですよ♪
商品は冷凍でのお届けですので、「すぐに渡さなきゃいけない!」「すぐに食べてもらわなきゃいけない!」といった心配はございません。
正月はおせち料理もありますし、いろんな方からのいただきものもあると思うので冷凍であれば保存がきいて安心ですよね。
では、オススメ商品はこちらです↓
【3,000円台】 身内、ご親戚、ご友人や知人など
山形牛ハンバーグ 160g×2ケ 3,200円 |
山形牛100%無添加のふっくらとろけるハンバーグ!試行錯誤の末生み出した黄金比率の配合は噛むほどに肉汁があふれ出します。お子さんや大人の方にも大人気! |
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【4,000円台】身内、ご親戚、ご友人や知人など
極上牛ミノ 200g×3パック 4,980円 |
1頭からたったの2kgほどしかとれない、希少価値の高い部位。甘い脂が溢れ出るコリコリ食感がやみつきになります! | |
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山形牛切り落とし 400g 4,980円 |
山形牛の極上のお肉の質はそのままに、お得な価格でたっぷり400g楽しめます。切り落としといえど霜降りもばっちり入っていますよ♪ |
【5,000円台】勤務先の上司や取引先
山形牛すきやき上モモ 300g 5,980円 |
すき焼きのカテゴリーでベストセラー1位!噛み締めるほどにお肉本来の味がじわっとにじみ出る赤身のお肉。適度な霜でしっとりとした柔らかさが特徴です。 | |
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山形牛しゃぶしゃぶ上モモ 300g 5,980円 |
しゃぶしゃぶカテゴリでベストセラー1位!濃厚な赤身をさっとピンクのレアでいただくと口の中に山形牛特有の脂の甘みがあふれます♪ |
【6,000円台】とくに大切な方へ
米沢牛すきやき上モモ 300g 6,980円 |
赤身に該当する部位ですが、米沢牛は霜がフワッと入って脂の甘みが感じられます♪しっかりお肉の味がしつつも、柔らかく食べられてオススメです! | |
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米沢牛しゃぶしゃぶ上モモ 300g 6,980円 |
赤身と霜のバランスがちょうどよく、舌の上でとろけるような柔らかさを感じられます。しゃぶしゃぶしてあっさりと召し上がっていただけます。 | |
山形牛焼肉上モモ 300g 6,980円 |
噛めば噛むほどにお肉の味がにじみ出てきます♪あっさりとしていてたくさん量も食べられちゃいます!たっぷりの肉汁と柔らかさ、弾力をお楽しみください! |
さがえのギフトサービス
贈り物は品だけでなく、気持ちものせることが大切です!せっかく品物がよくても気持ちが伝わらなければ意味がないですよね。
さがえ精肉では贈ってうれしい・もらってうれしいギフトサービスに力を入れております!
お肉は高級感あふれるギフトボックスに宝石のように丁寧に詰め、ふんわりとした手触りの風呂敷にお包みします。
もちろん熨斗やメッセージカードも無料です♪
またお年賀ならではですが、新年のご挨拶で贈るお年賀は宅配便などで郵送することは基本的にNGです。
そのため直接の手渡しが必要となるのですが、手提げ袋(有料)もご用意しております。
淡い白とこっくりとした金色で仕上げ、紐や袋の質感まで細部に高級感を持たせました。渡す際により礼儀が伝わるよう、シワができない構造にしています。
大切な方に自信を持ってお渡しできるぴったりサイズの手提げ袋です♪
お客さまのお声
ここで実際にお年賀でさがえ精肉のお肉を召し上がられたお客さまから、うれしいお声をいただいたのでご紹介します!
年末年始という季節柄、みなさんで贈りあって楽しんでいただけたようですね。
お便りをくださいましたみなさま、ありがとうございました!
お年賀選びのコツとポイント
予算は3,000円〜5,000円を目安に
新年の晴れやかな贈り物なので、新年にふさわしくパァーッと高価なものを!と考えられる方もいらっしゃると思います。
ですが受け取る相手が恐縮するような高価な贈り物は、喜ばれる贈り物とは言えないですよね。
とくにお歳暮に続いて贈られるとなると「またこんなにもいただいてしまった…」と相手が負担に感じてしまいます。
何万円も包むような結婚祝いのご祝儀ではありませんし、毎年迎えるものなので、贈る側も贈られる側も気を楽にしたいものですね。
では実際にはどのくらいを目安としたらよいでしょうか?以下、贈る相手別の予算の目安です。
贈る相手 | 予算の目安 |
---|---|
両親・親戚 | 3,000円〜 |
親しい友人・知人 | 3,000円〜 |
仲人 | 3,000円〜 |
直属の上司や取引先 | 5,000円〜 |
3,000円〜5,000円あたりが一番多いようですね。
中にはご近所さんに贈る方もいらっしゃって、その場合は大体1,000円〜2,000円のものを贈られているようです。お付き合いの程度によって予算は適宜調整してみてくださいね。
また結婚された方は仲人の方にもぜひ贈るようにしましょう。
お菓子が定番だけど甘くないものも無難
お年賀に限らず、贈り物の定番といえばお菓子ですよね。
日持ちもしますし、ギフトサービスも充実しています。
ただ定番であるがゆえにサプライズ感に欠けてしまったり、若干マンネリを感じてしまう人も少なくありません。
また相手の好みがわからない場合は甘くないもののほうが無難です。
個人的な話ですが、以前「あんこが苦手」という上司がいまして、それを知らずに和菓子をよく贈っていたんですね。和菓子は上品で見栄えしますし、なんせ私があんこ大好きなので…!(笑)
意外と甘いものが苦手という方は多いですし、相手によってはお菓子はお菓子でも甘くないもののほうがよいかもしれませんね。
お菓子以外でしたら、食品や洗剤、タオル、調味料あたりがギフトサービスも充実しているのでオススメです。
贈る品は相手が喜んでくれるもの&手渡しできるもの
さて贈答品は、意外とルールが多いものです。
結婚祝いに刃物はだめ、新築祝いにキャンドルやライターはだめ、などよく聞きますよね。
たしかにお祝いごと全般に関して不吉なことを連想されるものを贈るのはあまりよくないとされています。
ただ大切なことは「相手が喜んでくれるもの」。相手が喜んでくれるのであれば、刃物でもキャンドルでも失礼にはあたらないと思います。
相手の身になって何が喜んでもらえるかを考えてみましょう。
またのちほど「知っておきたいお年賀のマナー」でも紹介しますが、お年賀は直接手渡しがキホンです!
お中元やお歳暮と違って宅配便はタブーとされているので、手渡しができるものを選ぶようにしましょう。
さがえ精肉では、直接お渡しするときに便利な手提げ袋や、心が伝わるメッセージカードなどのギフトサービスもご用意しております。ぜひご利用くださいませ♪
のし紙の表書きは「御年賀」、水引は紅白蝶々結び
基本的に贈り物にはのし紙をつけて贈りましょう。
「お年賀」ののし紙のポイントは以下の通りです。
- 表書きは「御年賀」または「御年始」
- 水引は紅白蝶結び
- 濃い墨の毛筆や筆ペンを使う(ボールペンNG)
ちなみに、水引は「結びきり」と「蝶結び」の2種類があります。違いを見てみましょう。
水引の種類 | 意味 | 例 |
---|---|---|
結びきり | ほどけて結びなおすことがないように固結び(結びきり)になっていることから、一度きりであって欲しいお祝い事に使います | 結婚祝い、快気祝い、お見舞いお礼など |
蝶結び | 何度結んでもほどける蝶結びになっていることから、何度あってもよいお祝い事に使います | 出産祝い、お中元、お歳暮、お年賀など |
また水引の本数は3本、5本、7本、10本とあり、一般的には5本が基本になります。粗品などは3本、より豪華なものは10本など贈呈品に合わせて選びます。
知っておきたいお年賀のキホン
ではここからは知っておきたいお年賀のキホンとマナーをおさらいしましょう!
まずはキホンから。お年賀の意味や贈る時期をしっかり知って理解を深めましょう。
お年賀は「新しい年の神様へのお供え物」
現在お年賀とは、昨年お世話になったお礼と「今年1年よろしくお願いします」という気持ちを込めて、年始の挨拶まわり際の手土産として贈られています。
しかし元々は「新しい年の神様へのお供え物」とされていました。
日本には古くから新しい年の神様(歳神様)をお迎えして祀る習慣があり、門松や鏡餅を供えたりするのはその名残なんです。
年始の挨拶まわりの際には、神棚や仏壇へのお供え物=御歳魂(おとしだま)を互いに持参した習慣があり、これが起源となってのちに家人には「お年賀」、子どもへは「お年玉」として送られるようになったのです。
お年賀とお歳暮の違いは時期の違い
「昨年のお世話になった感謝と今年のお付き合いの願いを込めて」というとお年賀も、お歳暮も意味としては一緒ですよね。
その通りで、お年賀とお歳暮は贈る時期に違いがあるだけ、とされています。さらにお年賀の後には「寒中見舞い」というのもあります。
それぞれの贈る時期を見てみましょう。
- お歳暮
- 12月初旬から12月20日頃に贈る
- 地方によっては期間に違いあり
- お年賀
- 正式には正月三ヶ日(1/1〜1/3)に贈るとされる
- 三ヶ日に都合がつかない場合は松の内(1/1〜1/7)までに贈る
- 松の内は地方によっては期間に違いあり
- 寒中見舞い
- 松の内を過ぎて訪問する場合は寒中見舞いとして贈る
- 寒の入り〜立春前までの約1ヶ月間に贈る
- 相手が喪中の場合はお年賀を避けて寒中見舞いとして贈る
とくにお歳暮やお年賀では地方によって期間に違いもあるようです。
たとえば「松の内」は関東だと1/1〜1/7、関西だと1/1〜1/15とされています。ご自身のお住まいの地域の慣習をチェックしてみてくださいね。
お年賀のお返しは不要だけど何かしらの気持ちがあると◎
お年賀は日ごろお世話になっているお礼の気持ちを込めて贈るものなので、訪問される側がお返しをする必要は基本的にありません。
それでももらってばかりでは恐縮ですよね。
何かしらの気持ちをお返ししたいという方もいらっしゃると思います。
たとえば、お子さま連れの方でしたら「お年玉」をお渡しするのもよいでしょう。また自宅に上がっていただいて、お茶菓子を用意したりおもてなしするのもよいかと思います。
もし品物でお返ししたい場合は、内祝いと同じくいただいた品物の半額程度を目安に贈るとよいでしょう。
のしをつける場合の表書きは「松の葉」や「御礼」と書きます。
知っておきたいお年賀のマナー
では次はお年賀のマナーです。
これさえ知っておけば恥をかくこともなく、スマートにお年賀を贈ることができますよ♪
贈る時期は元日(1月1日)を避ける!
先ほど、お年賀を贈る時期は正式には正月三ヶ日(1/1〜1/3)と説明しました。
しかし正月三ヶ日でも、とくに元日はどの家族にとってもお忙しい1日です。お互いに都合がつきにくい期間でもあります。
ですのでとくに忙しい元日は訪問を避けるのがよいでしょう。
そのため、松の内(〜1/7)までに贈ればよいとされています。松の内は地方によって期間の違いがありますのでご注意ください。
訪問する際は必ずアポイントを取り、なるべく午前中は避けるようにしましょう。お相手の昼食や夕食の邪魔にならないよう午後に伺うのがよいかと思います。
また最近はそこまで厳密に考えられることは少なくなりましたが、正月三ヶ日には4本足の動物のお肉(牛肉や豚肉)を食べることは避けるべきとされていました。
気にされる方がいらっしゃれば三ヶ日を避けてお渡しするか、または冷凍保存でのお渡しなので、召し上がりは三ヶ日を避けていただくようにお伝えするのがよいかもしれません。
目下から目上の方へ贈る
お年賀は日ごろお世話になっている感謝を込めて、目下から目上へ贈るものとされています。
実家の両親、義理の両親、勤務先の上司、また結婚された方は仲人にも贈るとよいでしょう。
またお取引先へ贈ることもあると思いますが、公務員や一部の企業では贈答品の受領を禁止しているところもあります。
相手先の企業にそういった決まりがあるかどうか事前に確認することをオススメいたします。
宅配便はタブー!直接手渡しで贈るのが基本
お中元やお歳暮では、ネットやデパートなどの注文先からお相手の元へ宅配便で送ることもありますが、それはタブーとされています。
お年賀は直接手渡しで贈るのが基本です。新年の挨拶まわりの際に手土産として直接持参しましょう。
また、遠方だったりどうしても都合がつかず直接伺えない場合でも、極力注文先からお相手の元へ宅配便で送るようなことはしません。
面倒ですが、一度ご自宅で商品を引き取ってから、あらためてご自身から発送するのがマナーです。そうすることでより丁寧に感謝の気持ちを伝えられます。
相手が喪中の時は寒中見舞いで贈る
故人がお亡くなりになってから1年間喪に服す期間を意味する喪中では、正月や結婚式などのお祝い事を控え、厳かに過ごすというしきたりがあります。
最近では厳密でないこともありますが、それでもお正月では年賀状や正月飾り、初詣を控えるなど意識が根強く残っています。
お年賀では新年を迎えたことを「慶ぶ」という意味がありますから、喪中の方へお年賀を贈ることは控えましょう。
その代わりに、松の内が過ぎてから「寒中見舞い」として贈るのが一般的です。
のしの表書きも「お年賀」ではなく「寒中見舞い」とし、紅白の水引は避けましょう。
まとめ
ここまでお年賀のオススメ商品とキホン&マナーを紹介してまいりました。
ここでとくに重要な点をおさらいします。
- お年賀は年始の挨拶まわりの際に手土産として渡す贈答品
- 予算は3,000円〜5,000円
- のしの表書きは「御年賀」、水引は「紅白蝶々結び」
- 時期は元日を避けて、松の内(1/7頃)までに贈る
- 松の内を過ぎてしまったら「寒中見舞い」として贈る
- 直接訪問し、手渡しで渡すのがマナー。宅配便は原則NG
- 目下から目上に贈り、お返しは不要
- 相手が喪中の時は「寒中見舞い」として贈る
年末年始はとくにお忙しい時期である上に贈り物が重なる時期ですので、ご用意される方にとってはとても大変なことかと思います。
しかしお年賀は新年を祝う日本古来の文化です。
気持ちよく1年をスタートできるよう余裕を持って準備をはじめてくださいね。
新年をみなさんが笑顔で迎えられるよう心より願っております!
驚きながら感動しながら食べさせてもらいました
【山形牛/すきやき 極上ロース/お年賀】
今回初めて注文させてもらいました。家族とお正月に食べるすきやき用でいただきました。とても美味しくて、家族と共に驚きながら感動しながら食べさせてもらいました。また来年のお正月や特別な時にはこちらでお願いさせていただきます。梱包も丁寧ですごく嬉しかったです。今後ともよろしくお願い致します。